シニアも楽しむ ITライフ

シニアこそ “ネット” を活用し生活を楽しみましょう!

ITの進歩は速く、シニア・シルバー世代は苦手と言われます。しかし、シニアになった今、 「シニア・シルバー世代こそ、田舎生活ほど、ITって役立つのではないか」 最近、つくづく思います。このブログは、シニアになってもインターネットを楽しんでいる”ガンコ親父”の日記ブログです。

(スマホ版)悪質な通販サイトを見抜くポイントとは サイト運営者の確認も必要!

*前回のブログで同様な内容(パソコン版)を紹介しましたが、今回は、スマホ版の内容を紹介します。

インターネットには、ビックリするような安い値段で商品が買えるといって、消費者をだます悪質なサイトがたくさんあります。インターネットで検索して、安い商品を探し、購入している場合は、要注意です。

ここでは、スマホ版の「悪質な通販サイトを見抜くポイント」を紹介します(Andoroidスマホの説明です)。パソコン版は以下を参照ください。

 (パソコン版)悪質な通販サイトを見抜くポイントとは サイト運営者の確認も必要!
 http://senior-itschool.hatenablog.com/entry/2018/07/24/111110

 

なお、消費者庁越境消費者センターなどのサイトには、悪質な通販サイトを見抜くチェックポイントが紹介されています。これらを参考に、大事なポイントをまとめると以下になると思います。


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《悪質な通販サイトを見抜くチェックポイント》

 

1. 商品の値段が通常より大幅に安い

新製品やブランド品の価格が半額以下のように、不自然に値引きされている。

2. 正確な運営情報(運営者氏名・住所・電話番号)が記載されていない

会社名、住所、電話番号、電子メールのすべてが書かれているか確認しましょう。なお、住所は実在するかについて、地図サービスなどで確認しましょう。
3. サイトの日本語がおかしい

危険なサイトは外国語を直訳したような不自然な日本語。


上記に加え、

 ブラウザーで「サイトの運営組織を確認」すること
 
が大事で、法的に実在している企業が運営しているサイトであることが確認できます。

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なお、サイトの運営組織は、スマホブラウザーのURLの右にある[鍵マーク]をクリックし、SSL証明書で確認できます(手順は後述します)。

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Yahoo! Japan楽天Amazon、などの信頼のおけるサイトは、このSSL証明書で、運営組織名が明確になっています。

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操作は面倒ですが、何回か使っていると慣れてくると思います。私も、最初は面倒でしたが、今は、インターネットの通販サイトを利用する場合、常に確認しています。


なお、運営組織名ができるのは、URLが「https://」(httpに“s”が追加)の場合で、この「https://」が使っているSSL証明書で確認することができます。

次に、具体的なスマホでの運営組織名の確認方法を紹介しますので、ぜひ参考にしてください。


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サイトの「運営組織名」の確認方法

スマホ(Andoroid) ブラウザーChromeの場合

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ブラウザーのURLの左の[鍵マーク]をタップ
 *もし、[鍵マーク]が無い場合は、そのサイトは利用しないほうが無難です

②次画面の[詳細]をタップ

③[証明書情報]をタップ

④[組織(O)]があればOK!


Yahoo! JAPANの例]

 

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楽天の例]

 

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《補足》「https://」が持っている「SSL証明書

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SSL証明書には3つのタイプがあり、「運営組織名」があるということは、信頼のおける②または③の証明書になります。

× ①ドメイン認証証明書・・・「運営組織名」無  信頼性が低い
〇 ②企業認証証明書・・・・・「運営組織名」有  信頼性が高い
〇 ③Extended Validation証明書・・・「運営組織名」有  最も信頼性が高い

①のドメイン認証証明書は書類を提出する必要がないため、数分程度で、簡単に証明書が入手でき、SSL証明書をみると、「運営組織名」を示す情報がありません。

②企業認証証明書には「運営組織名」、「運営組織の所在地」があり、法的に実在している企業・団体が運営しているサイトであることが証明され安心です。

③Extended Validation証明書には「運営組織名」、「運営組織の所在地」に加え、法人設立直轄地という特別な情報もあり、一番安心できます。

(注)なお、SSL証明書、パソコンでは全ての情報がみられますが、スマホでは「運営組織の所在地」が確認できませんでした。