インターネットには、ビックリするような安い値段で商品が買えるといって、消費者をだます悪質なサイトがたくさんあります。インターネットで検索して、安い商品を探し、購入している場合は、要注意です。
ここでは、パソコン版の「悪質な通販サイトを見抜くポイント」を紹介します。スマホ版は以下を参照ください。
(スマホ版)悪質な通販サイトを見抜くポイントとは サイト運営者の確認も必要!
http://senior-itschool.hatenablog.com/entry/2018/07/24/114017
なお、消費者庁越境消費者センターなどのサイトには、悪質な通販サイトを見抜くチェックポイントが紹介されています。これらを参考に、大事なポイントをまとめると以下になると思います。
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《悪質な通販サイトを見抜くチェックポイント》
1. 商品の値段が通常より大幅に安い
新製品やブランド品の価格が半額以下のように、不自然に値引きされている。
2. 正確な運営情報(運営者氏名・住所・電話番号)が記載されていない
会社名、住所、電話番号、電子メールのすべてが書かれているか確認しましょう。
なお、住所は実在するかについて、地図サービスなどで確認しましょう。
3. サイトの日本語がおかしい
危険なサイトは外国語を直訳したような不自然な日本語。
上記に加え、
「サイトの運営組織名、運営組織の所在地」が明確になっているかを確認する
ことは、重要なチェックポイントになります。
確認方法は、少々後述しますが、多少面倒ですが、法的に実在している企業・団体が運営しているサイトであることが証明されますので、安心です。
運営組織名・所在地は、URLが「https://」で、「https://」が使っているSSL証明書で確認することができます。
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私は、インターネットの通販サイトを利用する場合、「サイトの運営組織名、運営組織の所在地」を常に確認しています。
Amazon、楽天、Yahoo! Japanなどの信頼のおけるサイトは、サイトのSSL証明書で、運営組織名、所在地が明確になっています。
次に、サイトの「運営組織名」、「運営組織の所在地」の確認方法を2つ紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
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サイトの「運営組織名」、「運営組織の所在地」の確認方法 その1
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①ブラウザーのアドレスバーの「鍵マーク」をクリック
②証明書をクリック
③[詳細タブ]のサブジェクトをクリック
④運営者の情報の中に、「O:運営組織名」、「L,S,C:運営組織の所在地」があるか確認
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サイトの「運営組織名」、「運営組織の所在地」の確認方法 その2
~Webサービスを活用
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セキュリティソフトの大手、シマンテック(Symantec)が提供する「SSL Checkerサービス」を利用すると、簡単にサイトの「運営組織名」、「運営組織の所在地」を確認できます。
SSL Checker | シマンテック(Symantec)提供
https://cryptoreport.websecurity.symantec.com/checker/
①チェックするサイトのURLを入力
②[CHECK]クリック
③「運営組織名」、「運営組織の所在地」を確認
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「https://」が持っている「SSL証明書」には3つのタイプがあります
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SSL証明書には3つのタイプがありますが、信頼がおけるのは、「運営組織名」がある、②または③の証明書です。
②、③には、「運営組織名」に加え、「運営組織の所在地」まであります。
× ①ドメイン認証証明書・・・「運営組織名」無 信頼性が低い
〇 ②企業認証証明書・・・・・「運営組織名」有 信頼性が高い
〇 ③Extended Validation証明書・・・「運営組織名」有 最も信頼性が高い
①のドメイン認証証明書は書類を提出する必要がないため、数分程度で、簡単に証明書が入手でき、SSL証明書をみると、「運営組織名」を示す情報がありません。
②企業認証証明書には「運営組織名」、「運営組織の所在地」があり、法的に実在している企業・団体が運営しているサイトであることが証明され安心です。
③Extended Validation証明書には「運営組織名」、「運営組織の所在地」に加え、法人設立直轄地という特別な情報もあり、一番安心できます。