著作権と聞くと、「エッー難しそう!」と思いがちです。私の周りにも、著作権と聞いただけで嫌な顔をする人がいます。
実は、10年前から著作権には興味をもっており、著作権に関する資格も苦労しながら取得しました。そこで、なんとか、スッキリ分かる著作権のテキストができないか考え、今回、2つのテキストを作成しましたので、紹介します。
■テキスト① 「生活の中の著作権~知って安心 著作権の基礎とは」
著作権との格闘経験と、著作権資格で学んだことを整理し、生活の中で知っておきたい著作権のポイントをまとめたものです。この資料で、著作権の基礎的な用語、著作権法の基礎が分かるようにしました。
著作権を身近に理解してもらうため、身近な著作権事例を30件以上紹介しています。事例で、日頃の心配事が多少解消するかも?しれません。
とくべつ、著作権を知らなくても、インターネットで情報発信したり、仕事で様々な資料を活用できるように思いがちです。しかし、著作権を知らないと 思いがけない所で、著作権を侵害することになります。知らないと危険なのが著作権です。
・自分が持っているCDの音楽を動画につけて公開していませんか?(これは✕)
・インターネットで画像検索した画像を使って資料を作成していませんか?(これは✕の可能性大)
・インターネットの記事を会社の会議の資料として印刷していませんか?(これは✕)
・他人が写った写真を勝手に公開していませんか?(これは要注意!)
これらは、いずれも著作権侵害をしているか、侵害の可能性が高いものです。このように意外と、知らないうちに著作権を侵害している場合があります。
著作権は、私達の生活の様々な場面で関係するもので、家庭の中では新聞・雑誌など自由にコピーできますが、職場、インターネットの中では、自由にコピーできません、場所により著作権の厳しさが違います。
「知って安心、知らないと危険」なのが著作権です。
著作権法違反の場合、「最高で懲役10年又は1000万円以下の罰金、あるにはその両方」で、窃盗罪と同じ重さの刑罰になっており、意外に重い罰則です。
今回のテキストは、法律の専門家でない私が、10年以上の著作権との格闘経験、及び著作権資格(ビジネス著作権検定 知的財産管理技能士)で学んだことをもとに作成しました。
出来るだけ、正確に記述するため、様々な図書を参考にしました、少しでも参考になれば有難いです。
今回、公開したテキストは以下の2つです。"面倒くさい著作権は嫌だ!"という人は、テキスト②の「生活の中の著作権~事例で分かる著作権」だけでも読んでみてください。
事例を読むだけでも、日頃、どんなことに注意しないといけないか、著作権がどんなものかも分かると思います。
■
■ テキスト① 「生活の中の著作権~知って安心 著作権の基礎とは」
■
この資料は、10年以上の著作権との格闘経験と、著作権資格で学んだことを整理したもので、生活の中で知っておきたい著作権のポイントをまとめたものです。
この資料で、著作権の基礎的な用語、著作権法の基礎が分かるようにしました。
まず、今、なぜ著作権の知識が必要か? を説明します。次に、著作権のポイントを説明します。次に、著作権で守られるもの(著作物)、著作物でないものを説明。
次に、著作物を作った人(著作者)が持っている権利、著作物を伝達する人(演奏・CD・放送)の権利、著作権の存続期間、著作権法の罰則を説明します。
次に、“どのような場合に著作物を自由に使ってもいいか”、“他人が作成した文章・画像・音楽を使う方法”を説明します。
最後に、応用編として、①家庭の中の著作権、②インターネットの中の著作権、③業務(仕事)の中の著作権について、概要と著作権事例を紹介します。
(注)説明がダブっているものもありますが、前戻りせず読み進めることができるようにしたものです。
■「生活の中の著作権~知って安心 著作権の基礎とは」(PDF資料) *Docs.com利用
*画面の中にマウスを置いて、マウスホイールを動かすことでページが変化
*下記のリンクをクリックすると、別ウィンドウ(タブ)で表示
生活の中の著作権~知って安心 著作権の基礎とは—夢 一灯Docs.com
■「生活の中の著作権~知って安心 著作権の基礎とは」(PDF資料) *Googleドライブ(共有)表示
*新しいウィンドウ(タブ)で見ることができます
*表示の大きさを変えて見ることができます
https://drive.google.com/file/d/0B3Awph90hFcAODRQQkl4WDRLUDQ/view?usp=sharing
■
■ テキスト② 「生活の中の著作権~事例で分かる著作権」
■
「著作権というと、なんだか難しくて」という人が、私の周りには、少なからずいます。
そこで、著作権を身近に理解してもらうため、関連する事例を集めました。事例で、日頃の心配事が多少解消するかも?しれません。
著作権は、私達の生活全般に関係しており、知らずに他人の文章や画像を勝手に利用して著作権侵害にならないとも限りません。著作権は「知って安心、知らないと危険」なものです。事例で著作権に対する苦手意識が少しでも消えたら幸いです。
事例は、「家庭の中の著作権事例」、「インターネットの中の著作権事例」、「業務(仕事)の中の著作権事例です。なお、学校の中での著作権事例については、以下のサイトを参照して下さい。
著作権Q&A|日本著作権教育研究会 http://www.jcea.info/Q&A.html
■「生活の中の著作権~事例で分かる著作権」(PDF資料) *Docs.com利用
*画面の中にマウスを置いて、マウスホイールを動かすことでページが変化。
*下記のリンクをクリックすると、別ウィンドウ(タブ)で表示。
■「生活の中の著作権~事例で分かる著作権」(PDF資料) *Googleドライブ(共有)表示
*新しいウィンドウ(タブ)で見ることができます
*表示の大きさを変えて見ることができます
https://drive.google.com/file/d/0B3Awph90hFcAUzhmV0t5ekxPeUU/view?usp=sharing
■
■ 《補足》インターネット時代のモラル、著作権
■
著作権は著作権法で定められていますが、「作成した文章や画像などの著作物を勝手に利用するのを防ぐ」ものです。また、撮影された写真を勝手に公表されたりするのを保護する、「肖像権」、「パブリシティ権」というのもあります。
しかし、著作権法には、「こんな時は他人が作成したものを使ってもいいよ」ということも、はっきり書かれています。
大事なのは、「こんなふうに利用したら(著作権を侵害せず)自由に使える」ということです。
他の人が作成した著作物(文章、画像など)を活用せず、全て、自分で文章などを作成するのは大変です。他人の著作権を侵害せず、尊重し、うまく活用することが大事です。
誰もがインターネットに情報発信し、インターネットから情報を利用する、現代こそ、著作権法の理解は大事です。著作権法は、まさに、インターネット時代のモラルです。