インターネットのホームページで公開されている文書データの中で、最も多いのが、PDFデータです。インターネットの情報を活用するには、このPDFについて知っておくことが大事です。
パソコンでは、文書といえば、MicrosoftのOfficeなどをつかったワープロ文書、表計算データなどが中心ですが、インターネットで文書データと言えば、このPDFデータです。
PDFデータは、無料で公開されている、「Adobe Acrobat Reader」というソフトで見ることができます。このソフト、ほとんどのパソコンには最初から付属しています。
何故、このPDF形式が良く使われるのでしょうか?今回は、PDFの意味と使い方について説明します。
PDF形式のデータは、無料で配布されている、「Adobe Acrobat Reader」で見たり印刷することができ、また、Windows・MAC、OSの種類に関係なく、全てのパソコン、さらにはスマホでも利用出来るなど、非常に便利なデータ形式です。
また、PDF形式のデータは、データサイズを小さくすることができるので、ワープロ・表計算などのデータを、PDFデータに変換することで、データサイズを小さくし、メールでの添付ファイルなどに役立てることができます。
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■ PDFとはインターネット標準の文書データ形式
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PDFでは、インターネットで幅広く使われる文書配信のデータ形式です。"Portable Document Format"の略で、「持ち運び自由な文書形式」という意味です。
このPDF形式のファイルを表示・印刷するには、アドビシステムズ社が無料で配布している「Adobe Acrobat Reader」というソフトウェアが必要です。殆どのパソコンには、購入したときに付属しています。
ただし、パソコン付属の「Adobe Acrobat Reader」が古いバージョンのことがあり、セキュリティ上も危険ですので、最新版にすることが必要です。
このPDF形式を使うことで、データサイズも小さくすることができ、コンピュータの機種や環境に関係なく、データを表示・印刷することができるので、インターネット上での文書の配信等に広く使われています。
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■ PDFデータの特徴
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(1) どのパソコン、スマホでも見れる。
ほとんどのパソコンに最初から搭載されている「Adobe Acrobat Reader」で見ることができます。また、このソフトは、スマホでも無料でインストールできます。
(2) データサイズを小さくできる。
PDFデータにすると、元のデータサイズの約1/5~1/10に小さくすることができます。
(3) データを保護することができる。
データ読み込み時のパスワードを設定したり、印刷・コピーを禁止したりすることができます。
(4) 複数のソフトウェアで作成したデータを一つのまとめる(PDFデータ)ことができる。
Excel、Word、パワーポイント等のソフトウェアで作成したデータをPDFデータすれば、それらを結合させ一つのPDFデータにして、連続してデータを見ることができます。
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■ PDFデータを見るために必須のソフトウェア
■ 「Adobe Acrobat Reader」
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PDFデータを見るためのソフトウェア「Adobe Acrobat Reader」は、アドビシステムズ社から無償で提供され、誰でも自由に使うことができます。
最新版の「Adobe Acrobat Reader」でないと見れないPDFデータもあるので、常に最新版にバージョンアップすることが望ましいですね。
また、ウイルスなどの不正ソフトが「Adobe Acrobat Reader」の不具合(脆弱性、ぜいじゃくせい)を狙ってパソコンに侵入してきますので、その意味でも、最新版に更新することが必要です。
「Adobe Acrobat Reader」の最新版ダウンロードは以下を参照下さい。
PDFリーダー、PDFビューア | Adobe Acrobat Reader DC
https://acrobat.adobe.com/jp/ja/products/pdf-reader.html
(注)ダウンロード時は、オプションのプログラムのチェックマークを外して下さい。チェック(✔)のままだと、関係の無いソフトまで同時にインストールされます。注意下さい!