シニアも楽しむ ITライフ

シニアこそ “ネット” を活用し生活を楽しみましょう!

ITの進歩は速く、シニア・シルバー世代は苦手と言われます。しかし、シニアになった今、 「シニア・シルバー世代こそ、田舎生活ほど、ITって役立つのではないか」 最近、つくづく思います。このブログは、シニアになってもインターネットを楽しんでいる”ガンコ親父”の日記ブログです。

マイナンバー関係の詐欺、発生中! マイナンバー関係の電話・訪問・メールは詐欺です!!

下記のニュースによると、今月5日より国民への番号通知が開始されたマイナンバー制度で、これに便乗した詐欺事件が発生したそうです。

マイナンバー詐欺を初確認 南関東の女性、現金払う - 47NEWS(よんななニュース)
http://www.47news.jp/CN/201510/CN2015100601001774.html

 

この事件は、2人で組んで、だましています。いかにも、だまされてしまいそうな巧妙な事例です。気をつけて下さい。なお、今回の手口は以下です。

(1) 公的機関を名乗る者から電話で偽のマイナンバーが伝えられる
(2) 後日、別の人物から「マイナンバーを貸してほしい」と連絡を受ける
(3) その後「マイナンバーを教えたことは犯罪に当たる」と現金支払いを要求される

という手口で、70代女性の女性が実際に現金を支払っていたとのこと、被害額は数百万円以上だそうです。

マイナンバー関係の話を電話ですることはなく、もしマイナンバー関係の電話があったら、それは詐欺です。注意下さい。

 

なお、国民生活センターが、マイナンバー制度に便乗した不審な電話等の事例を発表していますが、これらの事例から、以下の注意が必要です。くれぐれも注意下さい。

 

(1) 公的機関からマイナンバーに関して電話がかかることは無い。そのような電話は詐欺。

(2) マイナンバーに関して、個別訪問することは無い。そのような訪問は詐欺。

(3) マイナンバーに関して、特別な手続きは不要。そのような話があったら詐欺。

 

(注)マイナンバーに関して、個人番号カードの発行があるが、これは、必要な人が申請するもの。マイナンバーに関して、特別な手続きは一切、必要ありません。


国民生活センター発表の、マイナンバー制度に便乗した不審な電話等の事例

 

以下のサイトで、マイナンバー制度に便乗した不審な電話等の事例が紹介されていましたので、以下に紹介します。

マイナンバー制度に便乗した不審な電話等にご注意ください!(発表情報)_国民生活センター
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20150915_1.html

 

【事例1】行政機関を名乗って、「マイナンバー制度が始まると手続きが面倒になるので、至急、振込先の口座番号を教えてほしい」との電話があった。

【事例2】「マイナンバー制度の導入に伴い、個人情報を調査中である」と言って、女性が来訪し、資産や保険の契約状況などを聞かれた。

【事例3】知らない業者から「マイナンバーを管理します」という電話があった。「専門家が管理するのか」と尋ねたところ、「私が管理する」と言ったので、不審に思い、電話を切った。

【事例4】若い男性から「マイナンバーが順次届いており、みんな手続きをしているが、あなたは手続きをしているか」との電話があった。「まだ手続きをしていない」と答えると、「早く手続きしないと刑事問題になるかもしれない」などと言われ、不審に思い、電話を切った。

 

消費者庁などからの注意喚起

 

国民生活センター発表の事例以外に、下記のサイトで紹介されていた事例を紹介します。

 

とにかく、マイナンバー制度に関連した電話・訪問・メールは全て、詐欺だと思ったほうが安全です。

 

消費者庁内閣府、特定個人情報保護委員会、総務省からの注意喚起)
マイナンバー制度に便乗した不正な勧誘や個人情報の取得にご注意ください!
http://www.caa.go.jp/adjustments/pdf/151001adjustments_1.pdf


・「対応しないと高額の罰金が科されるから契約するように」といった過度に誇張した話をして、商品販売や相談業務契約等を強引に取り付けようとする電話があった。

・「マイナンバー制度が始まると金融機関に登録されている個人情報に訂正がある場合は取り消さなければならない」という電話があった。

・電話で、国の行政機関をかたり、マイナンバー制度のアンケートとして、家族構成や年金受給者かどうかを聞かれた。