シニアも楽しむ ITライフ

シニアこそ “ネット” を活用し生活を楽しみましょう!

ITの進歩は速く、シニア・シルバー世代は苦手と言われます。しかし、シニアになった今、 「シニア・シルバー世代こそ、田舎生活ほど、ITって役立つのではないか」 最近、つくづく思います。このブログは、シニアになってもインターネットを楽しんでいる”ガンコ親父”の日記ブログです。

スマートフォンはパソコンと同じレベルの安全対策(セキュリティ対策)が必須

スマートフォンは携帯の高機能版ではなく、「(電話機能のある)携帯パソコン」です。その為、これまでの携帯電話の安全対策に加え、パソコン的な安全対策も実施することが必要です。

 

スマートフォンの中には、電話帳はじめ、パソコンの中にあるようなメールや個人情報が満載です。もしも、紛失したら・・・と考えると、本当に怖いです。

 

スマートフォンを小さなパソコンと考え、パソコンと同様に管理し安全対策をすることが大事です。



■ スマートフォンの安全対策

 

スマートフォンはパソコンと違い、持ち運ぶ機会が多いので、紛失・盗難する可能性が高いので、そのための対策はパソコンよりも重要です。

 

そのため、対策1の”画面ロック+アプリロック”が、まずは大切ですね。

 

次に、便利なGPS(位置情報サービス)ですが、これが曲者です。この機能は、天気アプリや地図アプリを使うときに便利ですが、この機能のお陰で、位置情報という個人情報が写真の中に記録され危険です。そのため対策2が必要です。

 

対策3~対策5はパソコンでも重要な安全対策(セキュリティ対策)です。

 

対策6は、万が一の場合の”紛失・盗難時の対策”です。いくら注意していても、紛失・盗難に会う可能性はあります。そのために、日頃から考えておきたい内容です。

 

対策1:(他人が勝手に操作しないように)暗証番号でロックする(画面ロック+アプリロック)

 

対策2: 必要なとき以外はGPS(位置情報サービス)を利用しない設定にする

 

対策3: AndroidiOSなどの基本ソフト及びアプリを最新版にする

 

対策4: 信頼できる場所からアプリをインストールする

 

対策5: セキュリティ対策アプリ(ソフト)をインストールする

 

対策6: スマートフォンの紛失・盗難時の対策を考えておく


■対策1:(他人が勝手に操作しないように)暗証番号でロックする(画面ロック+アプリロック)

 

紛失・盗難時の対応に、暗証番号でスマートフォンの画面ロック設定をして置く必要があります。

これに加えて、”必要なアプリだけを選んでロックの設定ができる” アプリを使用し、重要な個人情報を使うアプリには、起動時にパスワード入力をするようにします。

このことで、「画面ロック+アプリロック」の二重ロックすることが可能です。

 

なお、「ロックアプリ」は様々ありますが、私は、無料版でも機能制限なし「アプリロック(Perfect AppLock)」を使っています。

 

以下のサイトで様々な「ロックアプリ」が紹介されていますので、自分に合ったアプリを選んで下さい。

 

 アプリ起動時にパスワードを求めるAndroid向け「ロックアプリ」7選 - CNET Japan
 http://japan.cnet.com/app/android/35058278/


■対策2: 必要なとき以外はGPS(位置情報サービス)を利用しない設定にする

 

GPS機能の位置情報サービスがありますが、写真撮影時にその機能を有効にしたままにしておくと、写真だけを公開しているつもりが、実は撮影場所まで公開していることになります。

 

私は、このGPS機能、最初は有効にしていましたが、自分の居場所が分かるというのは、どうも気持ちが悪いため、基本的にGPS機能はOFFにしています。


■対策3: AndroidiOSなどの基本ソフト及びアプリを最新版にする

 

パソコンのWindowsと同じように、古いバージョンのままで使用し続けると、不正アクセスや情報が盗み出される危険性があります。

基本ソフトOS以外に、パソコンと同じように、ブラウザなどのアプリもバージョンアップが必要ですね。


■対策4: 信頼できる場所からアプリをインストールする

 

信頼できる場所とは、メーカーや携帯電話会社が用意する正規のアプリケーション・ストア(アプリ・ストア)です。

 

もし、信頼できない場所からアプリをインストールした場合、ウイルスの被害に会ったり、個人情報を盗まれたり、不正なサイトに誘導されたり、ワンクリック詐欺にあう危険性があります。


■対策5: セキュリティ対策アプリ(ソフト)をインストールする

 

スマートフォンを狙うウイルスが増えています、パソコンと同じようにウイルス対策専用のアプリを利用することが大事です。

スマートフォンの機能や仕組みはパソコンと似ているため、パソコンと同様にウイルスに感染する可能性があります。スマートフォンを小さなパソコンと考え、パソコンと同様に管理することが大事ですね。

 

なお、セキュリティ対策アプリ(ソフト)は、PC、スマホタブレットに必要なソフトですね。最近では、これらをまとめて保護できるソフトも多いので、これらを使うことで、ライセンス管理も容易になり、より効率よくソフトを使用することができると思います。

 

なお、セキュティ対策アプリはいろいろありますが、以下のサイトを参照下さい。

 

 Androidのセキュリティ対策 | スマホタブレットを守る
 http://securitysoft.asia/smartphone/android.php

 

 iPhone/iPad/iPodiOS)のセキュリティ
 http://securitysoft.asia/smartphone/iphone.php


■対策6: スマートフォンの紛失・盗難時の対策を考えておく

 

以下のサイトで紹介されている”5ヶ条”に、”1ヶ条を追加”した内容を、簡単に紹介します。詳しくは、下記サイトを参照下さい。

スマホ盗難・紛失時にすべき5ヶ条 | web R25
http://r25.yahoo.co.jp/fushigi/wxr_detail/?id=20150210-00040556-r25&vos=str20130901001


① 「位置検索」で端末の現在地を探す

iPhoneであれば、標準機能のiCloudから「iPhoneを探す」を実行。Android端末の場合は、Googleの「Androidデバイスマネージャー」や、一部のセキュリティアプリを利用。

 

 紛失したAndroid端末の探知・データ消去ができるGoogleWebサービス
 http://pc.nikkeibp.co.jp/atcl/column/15/1147163/042000011/

 

 「Android デバイス マネージャー」の使い方:Android活用入門:第5回- @IT
 http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1308/28/news110.html

 

 

② キャリアに紛失を伝える
紛失を確認したら、契約しているキャリアにスマホを失くしたことを伝え、回線の悪用を防ぐ。

 

③ おサイフケータイを解約する

悪用を防ぐためにはサービスの解約手続きを行う。

 

④ オンラインサービスのパスワードを変更する
Gmailなどのクラウドサービスのパスワードをはじめ、TwitterFacebookなど、利用しているSNSなどのパスワード変更手続きを行おう。

 

⑤ 警察に遺失届を出す

最寄りの交番や警察署に足を運び、遺失届を提出する。

 

⑥ 必要であれば金融機関の口座を停止する

クレジットカードや銀行口座の情報をスマホに保存している場合、金融機関に連絡し口座を停止する